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常連化9分で読めます

コンカフェで常連が増えない原因と、リピート率を上げる7つの施策

著者: コンカフェGo編集部公開日:

常連が増えない店舗に共通するのは、接客の質ではなく「2回目の来店理由を店側が用意していない」ことです。初回のお客様は満足していても、次に来る具体的な理由がなければ再来店は偶然任せになります。この記事では、再来店が起きない原因を「初回体験」「記憶」「きっかけ」の3層に分けて診断し、それぞれに効く施策を7つ紹介します。まずは自店の再来店率を測るところから始めましょう。

この記事の結論

  • 再来店は「満足したか」ではなく「次に来る理由があるか」で決まる。
  • 最初に測るべき指標は初回来店客の30日以内・90日以内の再来店率。
  • 効くのは初回体験の設計、推しとの接続、来店後のリマインドの3点セット。
  • 通知は頻度より内容。推しの出勤・限定特典など、来店理由になる情報に絞る。

まず測る:再来店率を知らないまま施策は打てない

リピート施策の前に、現状を数字で把握します。最低限見るべきは「初回来店客のうち、30日以内に再来店した割合」と「90日以内に再来店した割合」の2つです。この2つが分かると、施策の効果を後から比較できます。

紙の台帳しかない店舗でも、初回来店のお客様に印を付けておくだけで概算は取れます。来店QRやスタンプカードをアプリで運用している場合は、来店履歴から自動で集計できます。

重要なのは、絶対値の良し悪しを他店と比べることではなく、施策を打つ前と後で自店の数字がどう動いたかを見ることです。コンカフェは立地・業態・客層で数字の水準が大きく変わるため、外部のベンチマークはあまり役に立ちません。

最低限おさえたい常連化のKPI
指標定義見方
初回30日再来店率初回来店から30日以内に再来店した人の割合初回体験と直後のリマインドの成否
初回90日再来店率初回来店から90日以内に再来店した人の割合推しができたかどうかが出やすい
平均来店間隔2回目以降の来店の間隔の中央値通知を送るべきタイミングの根拠
推し登録率来店客のうちキャストをフォローした割合関係性の深さの先行指標

原因1:初回体験が「もう一度来る理由」を残していない

初回のお客様は、料金体系もルールも分からないまま入店します。ここで説明が不十分だと、楽しかったとしても「よく分からない場所」という記憶が残り、再訪のハードルが上がります。

初回体験で用意すべきは、満足だけでなく「次の予告」です。今日は担当しなかったキャストの紹介、来月のイベント、スタンプがあと何個で特典になるか。退店時に次の来店イメージが1つでも残れば、再来店率は目に見えて変わります。

とくにコンカフェでは、初回に推し(お気に入りのキャスト)ができたかどうかが、その後の来店頻度を大きく左右します。初回のお客様には複数のキャストと話す機会を作る、というだけの運用でも効果があります。

  • 入店時に料金体系を口頭+卓上の案内で説明しているか
  • 初回のお客様に複数のキャストが挨拶しているか
  • 退店時に次回のイベント・出勤情報を伝えているか
  • 初回限定の特典(次回使えるクーポン等)を渡しているか

原因2:来店後に思い出してもらう手段がない

来店から1〜2週間が、いちばん再来店しやすい期間です。ところが多くの店舗は、この期間にお客様へ届く手段を持っていません。SNSはフォローされていても表示される保証がなく、LINE公式は全員一斉のため個別のタイミングに合わせられません。

効くのは「推しているキャストが出勤する」という情報です。お客様にとっては来店理由そのもので、店側にとっては送る口実が毎週自動的に生まれる情報でもあります。汎用の告知より開封率も来店率も高くなります。

注意点は頻度です。配信が多すぎるとブロックされ、二度と届かなくなります。週1〜2件、内容は「推しの出勤」「イベント」「限定特典」に絞るのが現実的なラインです。

原因3:通い続ける動機が「気分」しかない

再来店を運任せにしないために、進捗が見える仕組みを置きます。スタンプカードやポイントは古典的ですが、コンカフェとは相性がよい施策です。「あと2回で特典」という状態は、来店の後押しとして分かりやすく機能します。

紙のカードでも効果はありますが、紛失すると進捗がゼロに戻り、店側からリマインドもできません。アプリ上で管理すれば、進捗をお客様がいつでも確認でき、あと少しの人にだけ通知を送るといった運用もできます。

特典の設計は、原価より「そのお店らしさ」を優先してください。ドリンク1杯無料より、限定チェキや推しキャストからのメッセージのほうが、コンカフェでは満足度が高くなる傾向があります。

今日から打てる7つの施策

優先順位は上から順です。上の3つは費用がほぼかからず、効果が出るまでの時間も短いため、まずここから着手してください。

リピート率を上げる施策と優先度
#施策コスト効果が出るまで
1初回来店客に次回イベント・出勤を必ず伝えるゼロ即日
2初回のお客様に複数キャストが挨拶する運用にするゼロ即日
3再来店率を計測し、週次で確認するゼロ1か月
4推しキャストの出勤を事前に通知する2〜4週間
5スタンプカードで進捗を可視化する1〜3か月
6離脱しかけた客(60日未来店)に限定特典を送る1〜2か月
7常連限定イベント・先行予約を設ける3か月〜

仕組み化するとどこまで自動になるか

上記の4〜6は、手作業で回すと必ず続きません。出勤表を入力したら推しているお客様へ自動で通知が飛ぶ、スタンプが規定数貯まったら自動でリワードのQRが発行される、という状態まで持っていくと、日々の運用は「出勤表の入力」と「スタンプ付与」だけになります。

コンカフェGoのスタンダードプラン(月額¥4,800・税別)は、この自動化を前提に設計しています。配信通数の従量課金がないため、週1〜2件の通知を年間通して送ってもコストは変わりません。掲載自体はフリープラン(¥0)で無料なので、まず掲載して新規の入口を確保し、常連化の仕組みが必要になった段階で切り替える進め方が現実的です。

よくある質問

Q. 再来店率はどのくらいあれば合格ですか?

A. 立地・業態・客層で水準が大きく変わるため、他店との比較にはあまり意味がありません。自店の数字を基準にして、施策の前後でどう動いたかを見てください。初回30日再来店率を毎月記録し、前月比で改善しているかを判断材料にするのが実用的です。

Q. スタンプカードは何回で特典にするのが良いですか?

A. 来店間隔から逆算します。平均来店間隔が2週間なら、5回で約2か月半かかる計算です。到達までが長すぎると忘れられ、短すぎると特典コストが重くなります。まず「2〜3か月で1周する回数」を目安に設定し、到達率を見て調整してください。

Q. 通知はどのくらいの頻度が適切ですか?

A. 週1〜2件が目安です。コンカフェGoでは月間の配信枠が20件に制限されており、意図せず連投できない設計になっています。内容を「推しの出勤」「イベント」「限定特典」に絞ると、頻度が同じでもブロック率は下がります。

Q. 常連ばかりを優遇すると新規が入りにくくなりませんか?

A. 常連限定の特典と、店内の雰囲気は分けて考えてください。特典(先行予約・限定グッズ)は常連向けでも、席や接客の優先度で新規が疎外感を持つ運用にしないことが重要です。初回のお客様に複数キャストが挨拶する運用は、この点でも有効です。

Q. 小規模店でも仕組み化する価値はありますか?

A. むしろ小規模店ほど効果が出やすい施策です。席数が限られる店舗では、新規を増やすより既存客の来店頻度を上げるほうが売上に直結します。人手が少ないぶん、通知やリワード発行が自動で回る状態の価値も大きくなります。

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